#006 音を奏でる宝箱 Treasure Box of Sounds

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ストローを楽器に見立ててみたり。 空き瓶の中に、サランラップを丸めたものをいれて その小さな音に耳を傾けてみたり。 身の回りにあるものから得られる音や、 日常行為をもともとの用途から読み替えることで、 作品を生みだし、パフォーマンスを行っているmamoruさん。 「音」をテーマにしたパパと子どものおもちゃを、 いっしょに作るために、SIS×mamoruさんの セッションを何度も行ないました。 大切にしたのは、「音をつくること」が目的ではなく、 子どもの「好き」ということを入り口にして、 結果として音の楽しさや魅力に気づく、ということ。 このアイデアにたどり着いたきっかけは、 「子どもの頃って、大人から見たらガラクタに  思えるような、貝殻や、木の実、小石や、ボタンなどを  宝物のように、大切にしまっておいたよね」 といった話からでした。 「ガラクタ」さえも宝物に思うことができる、 そんな子どもの想像力を、もっと伸ばすことができたら、と考えて、 家の中に飾って、自慢できる「ショーケース」をつくろう、ということに。

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そして、そのショーケースには、もうひとつの遊びの要素も。 振ってみると、ショーケース自体が、スピーカーに。 貝殻や、小石、葉っぱなど、入れるものによって、 カラカラ、コロコロ、ガサガサといろんな音を奏でます。

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子どもが大切にするガラクタが、 見て、聴いて、遊べる「おもちゃ」に変わる。 子どもの好奇心から、出発したおもちゃです。 大人には気づかないことを、子どもが気づかせてくれた。 私たちが考える「コミュニケーションツール(=おもちゃ)」が、 そのきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

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